売れるヒント

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【陳列】ヤクルトが6本パックで置かれている訳を考えた

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

昨日も休暇で、自宅で読書などしていました。

ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式

いま書店でかなり売れているようですが、興味深い内容でした。時代が変わっている兆しを感じますね。

 

それでは 「売れるヒント」第534号です。

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■先日、近所のローソンに寄った時の写真です。

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飲料コーナーに、おなじみのヤクルトが置いてありました。

 

■すっかり定番商品になっているヤクルトですね。

前職で大阪にいた時、毎日職場にヤクルトおばさんがやってきていた記憶があります。

毎日飲んでいると、やはり腸の調子がよかったことを思い出しました。

最近はいろいろなヨーグルトを食べていますが、また定番を飲んでみようかと思っています。

 

■それはさておき、気づいたのは「6本パック」だということです。

このようにパックものが棚に並ぶのも珍しいですね。安いのもあるかもしれません。

既存のリピーターが多いという理由もあると思いますが、戦略としてあえて6本入りを置いているのかもしれませんね。

それは、初めて飲む人にも、まず6日間は飲んでもらいたいということかもしれません。(勝手な想像です)

 

■1本40円ですので、1本で売った方が数は売れるかもしれませんが、効果が実感しづらく継続されないかもしれません。

6本240円は少しハードルが上がりますが、効果が実感しやすく、リピートにつながる可能性が高まるかもしれません。

このように、新規客と継続客の兼ね合いを考えながら展開したい、と感じた「ヤクルト6本パック」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、新規客から継続客となるまでの流れができているでしょうか。

時には新規購入のハードルを上げたほうが、継続する可能性が高まることもあります。

数値をとって検証をしてみることが必要かもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!