【商品開発】石けんが滑るという不便さから開発
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。
それでは 「売れるヒント」第527号です。
---------------------------------------------------------------------------------
■先日、ドラッグストアに寄った時の写真です。
こちらは「アタックプロEX石けん」という商品だそうです。
■サイドネットに吊り下げて大々的に展開されていました。
がんこな泥汚れに対して、石けんを塗りこんで、ブラシで泡立ててかき出すという仕組みのようです。
ちょうど夏休みのこの時期に、子供の体操着をきれいにしよう、ということになのでしょうか。
新商品かと思いましたが、調べてみると2018年1月発売でした。
■考えてみると、石けんを塗りこんで洗うというのは、昔からやっていたと思います。
今回、そのためのケースを使うことで、すべらずに手際よくできるということが利点ですね。
昔から感じていた「ちょっとした不便」を解消した商品といえるでしょう。
「たしかに言われてみれば、そこに困っていた」と感じられると思います。
■このように、商品開発のヒントは、日常に隠れている「ちょっとした不便」にあるということですね。
当たり前になっている不便さを洗い出してみたいと思った「アタックプロEX石けん」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスが使われている周辺に、ちょっとした不便はないでしょうか。
当たり前になっている不便さでも、そこから商品開発のヒントが生まれるかもしれませんので、洗い出してみるといいかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------------
それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!