売れるヒント

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【POP】手書きなのに工夫満載のファミマPOP

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

それでは 「売れるヒント」第524号です。

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■昨日は、ファミリーマートに寄りました。

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スイーツコーナーにあった手書きPOPです。

 

■よく手作りのPOPはありますが、これは異色ですね。

手書きのメモと言われてもおかしくない雰囲気です。

逆に「何かあったのか」と深く考えてしまいます。

「本部からPOPを貼っていないと指摘されて、逆ギレして作ったPOP」とか、想像してしまいました。

 

■しかし、このPOPにはいろいろな工夫が隠されています。

まず、「店長オススメ」と「スタッフオススメ」です。

少し具体的ですね。よく「オススメ」と書かれていますが、誰のオススメかわかると信憑性が増します。

次に「どちらにしますか?」です。

「いかがですか?」ではなく「どちらにしますか?」と選ばせる手法ですね。これはいろいろな業界で使われていて、いつの間にか購入する前提とさせることができますね。

そして「実物を付ける」です。

これは実際に購入して、食べた後に袋だけ貼ったのでしょうか。どの商品かわかりますし、なにしろインパクトがあります。

 

■このように、単なる手書きPOPと思いきや、いろいろな要素が詰め込まれていました。

と考えると、意図的に手書きにして注目を集めるようにしたのかもしれない、と感じた「ファミマの手書きPOP」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスのPOPは、新規の顧客が立ち止まるようなインパクトのあるPOPでしょうか。

リピーターへ情報を知らせるのであればインパクトは要らないかもしれませんが、新規顧客を獲得しようと思えば、インパクトが必要となります。

いろいろな事例を見ながら活用していくのがいいかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!