売れるヒント

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【ネーミング】熱中対策と熱中症対策

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

それでは 「売れるヒント」第521号です。

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■先日、スーパーに寄った時の写真です。

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「熱中対策ゼリー」という商品がが並べられていました。

 

■こちらはまさに今の時期、熱中症になる前に飲んで防ぐゼリーということですね。

最近暑い日が続いていますので、山盛りに積まれているのでしょう。

水分補給のゼリーはありますが、いろいろな味がついているのは珍しいです。

こちらはサイダー味やライチ味などいろいろな味があり、子供でも好んで飲みそうな工夫がされていますね。

 

■ここではネーミングに気付きがありました。

熱中症対策ゼリー」ではなく「熱中対策ゼリー」というネーミングになっているのは、やはり法律の関係があるのだと思います。

熱中症対策」となると、効能のある薬と誤解される可能性があるということなのでしょう。ウェブでいろいろな商品を調べると、「熱中対策」となっている商品が既にかなりありました。

そういうことから「熱中対策」としたのだと思いますが、ニュアンスは伝わります。

 

■このように、法律を守りながらも、伝えたいニュアンスは伝えるということは、工夫によって可能となるなと感じました。

いろいろなアイデアの中でも、工夫によっては実現の可能性があるものがあるかもしれない、と感じた「熱中対策ゼリー」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、本当は伝えたいが制限がある、という内容はあるでしょうか。

それがモラルに反しないことであれば、ネーミングやパッケージなどを工夫することで、ニュアンスを伝えることができるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!