【コンセプト】料理のための清酒から受ける本格感
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それでは 「売れるヒント」第520号です。
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■昨日、仕事帰りにスーパーに寄りました。
日本酒コーナーに「料理のための清酒」「料理の清酒」がありました。
■よく知られた「菊正宗」や「日本盛」「まる」などの日本酒の中に並んでいました。
別の場所に調味料コーナーがあり、みりん酒もありましたので、料理用の日本酒がこの場所にあると違和感がありました。
私があまり見たことがないからかもしれません。
■ただ、この場所にあると、本格的な料理用の日本酒というイメージを与えると思います。
特に「清酒」というネーミングが、「料理酒」や「日本酒」よりも本格志向のイメージで、秀逸ですね。
よく見ると、「料理の清酒」と「料理のための清酒」は製造メーカーが違います。
2社も似たような商品が出ているのは、このようなコンセプトの商品がやはり売れているということだと思います。
■このように、ネーミングと陳列場所で、与えるイメージがかなり変わると感じました。
同じ商品でも、このような工夫一つで大きく化けるかもしれない、と感じた「料理のための清酒」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスのコンセプトを変えることで、与えるイメージを変えることはできないでしょうか。
ネーミングやパッケージ、陳列場所やその他諸々の要素を変えることで、本格的なイメージ、高価なイメージなどを与えることができるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!