売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】黄色と緑のポテトチップス

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!


このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください! 


それでは、「売れるヒント」第311号です。

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■先日、セブンイレブンに寄りました。

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店の入り口近くに、ポテトチップスが並んでいました。

「チャッチャッ(豚)チャッ。」「ピリピリ(和)ピリ。」というものです。

 

■このシリーズは、パッケージが単色で珍しいので、すぐにわかります。

 

このシリーズについては、昨年夏にも記事に書いたことがあります。 


この時は、赤と緑のパッケージでした。

大きさや重さから、ポテトチップスということは何となくわかりますが、味は謎です。

それでも前回は、赤は唐辛子、緑はわさびだそうか、と想像はできました。

 

それが今回は黄色と緑になっていて、味も想像つかない名前になっています。

 

■味は食べてみて初めてわかる、という趣向なのでしょう。

 

黄色の方は、豚骨ラーメンの味でした。豚と書いてあったのが納得です。

かなり味が濃い感じがしますね。

 

緑色は、前回はわさび味でしたが、今回は山椒の味でした。

「和」と書いてあったのは、日本のピリリとする味という意味だったのでしょう。

 

味の好みはありますが、シリーズに共通しているのは、刺激的な味ということです。

いままでのうすしお味やのりしお味とは、ある意味別カテゴリーな感じがする異次元の味でした。

 

■このような試みは、ポテトチップスの業界の予定調和を崩す仕掛けということなのでしょう。

 

今後、安定した業界であるほど、このような奇抜な取り組みが突然出てくるかもしれない、と感じた「黄色と緑のポテトチップス」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、今までの常識とは違う奇抜なシリーズを考えてみてはどうでしょうか。ネーミングやパッケージなどの要素も一貫してみると、意外と売れるヒントが見つかるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!