【コンセプト】ゼリー飲料の種類が増えていることについて
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このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。
それでは 「売れるヒント」第492号です。
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■先日、セブンイレブンに寄りました。
ドリンクの冷ケースに、ゼリーの新製品が並んでいました。
珍しかったのは、「ヘパリーゼWゼリー」と「エネルギーイン塩分プラス」です。
■「ヘパリーゼWゼリー」は、CMでもおなじみのヘパリーゼドリンクをゼリーにしたようです。
お酒を飲む前や飲んだ後に、悪酔いや二日酔い防止のために飲む「強肝剤」ですが、ゼリーにしたのは意外でした。
また「エネルギーインレモン塩分プラス」は、熱中症予防のためにレモン+塩分の組み合わせが流行っていますが、ゼリーで摂取できるということですね。
これも面白いです。
■ゼリーといえば、ウィダーインゼリーのように、忙しくて朝食や昼食をゆっくりとれない時のための商品、というのが少し前まで主流だったと思います。
それが、ここ1~2年でしょうか、続々と別コンセプトのゼリー商品が出てきました。
きっかけは、これは予想ですが、水分補給のOS-1がゼリーを出したことかと思いました。
私も夏の暑い時に買った記憶がありますが、ペットボトルより小さいので持ち運びに便利で、少しずつ補給できるのが便利だと感心した記憶があります。
使用の簡単さ便利さが評価されて、各社から参入が相次いでいるのかもしれません。
■このように、商品をどのような形状・形態にするかも、選択肢がいろいろありますね。
薬でも錠剤・顆粒・粉末・液体などあるように、どんどん新たな形態が生まれるかもしれません。
いろいろな他業種を見て発想を参考にしていきたい、と感じた「ゼリー飲料新製品」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスの、形状・形態・形式について、考えたことはあるでしょうか。
もしかしたら他業界での方法や、海外の事例など、参考にできることもあるかもしれません。
一定の使われ方だった商品形態が、ある時期に一気に幅広く使われるようになった例もあります。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!