【コンセプト】「コンビニチキンで作る」シリーズに感心
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それでは、「売れるヒント」第299号です。
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■昨日、ファミリーマートに寄りました。
レトルト食品コーナーに「チキンカツ丼」「油淋鶏丼」がありました。
■パッケージを見ると「コンビニチキンでつくる」とあります。
どうやら、コンビニのレジ横で売っている「ファミチキ」を使って作るという商品だそうです。
こういったレトルト商品の場合、大きな具は袋に入れられないので、各自で準備というパターンが多いです。
たとえば麻婆豆腐であれば、豆腐は別に準備しないといけません。
これは、コンビニで一通りそろうという点で、便利ですね。
■そして、POPを見ると「ファミリーマート限定」とありました。
これは「ファミチキ」が有名なファミリーマートならではの商品ということですね。
ですので他のコンビニでは売っていないか、同様の展開はしていないのでしょう。
ファミリーマートのオリジナルに近い商品になっていると思います。
これはよく考えたなと感心しました。
ファミリーマートとしても、ファミチキとタイアップしたこの商品が売れれば、それだけファミチキも売れます。
メーカーとしても、ファミリーマートで頑張って陳列展開してもらえれば、売上が上がります。
■これは、ただのPB(プライベートブランド)ではないですね。
ファミチキという別商品の販売にもつながる商品ということで、お店も前向きになることが想像できます。
他メーカーだけではなく、お店の有名コンテンツとのコラボもアリだと感じた「コンビニチキンでつくるシリーズ」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、それを販売している場所や地域や人などとのコラボは考えられないでしょうか。販売する側の意欲を上げるような組み合わせがあれば、新たな売れるヒントとなるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!