【コンセプト】乳酸菌のゼリー飲料をよく見かけます
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もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!
最近読んだマーケティングの本で、これは面白かったです。
自分マーケティング―― 一点突破で「その他大勢」から抜け出す (祥伝社新書) 新書
川上 徹也 (著)
マーケティングは、何かを売る人だけではなく、働くすべての人に役立つものだと思いました。繰り返し読みたいです。
それでは、「売れるヒント」第295号です。
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■先日、ドラッグストアに寄りました。
ドリンク冷ケースのゼリー飲料コーナーに「L92乳酸菌ゼリー」が置いていました。
■この「L92乳酸菌」は、しばらく前から個人的に愛用しています。
アレルギーに効果があると言われているので、数年前になった喘息に効果があるかと思い、定期的に購入しているのです。
関心のある方は下記のサイトに詳しいです。
ずっと小さいペットボトルで売っていましたが、最近ゼリー飲料になって多くの店で見かけるようになりました。
ドラッグストア、コンビニ、スーパーと、いろいろな業態で見かけるのです。
■なぜかと考えてみると、このゼリー飲料タイプというのが、乳酸菌飲料では珍しいからかもしれません。
店頭に並んでいるゼリーは、
・ウイダーインゼリーのような朝食の栄養補給系タイプ
・アミノバイタルのようなスポーツの栄養補給タイプ
・コラーゲン補給の美容タイプ
・ダイエットのための栄養補給タイプ
などがひしめいています。
このような中で、すき間を狙うように乳酸菌のゼリー飲料が登場したので、いろいろな店が置くようになったのかもしれません。
それも、単なる嗜好品ではなく、アレルギー改善や免疫アップなどの機能がハッキリしているので、そのようなカテゴリーとして置かれているような感じを受けます。
■このように、すき間に入り込んで新たなカテゴリーを作る、という戦略は、店頭の棚の置き場を確保するのに上手い方法ですね。
競合が多い分野は場所確保も一苦労ですが、このようにすれば苦労せずに場所ができることもあるかもしれません。
コンセプトによって、お店への営業の苦労も減るかもしれない、と感じた「L92乳酸菌ゼリー」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、競合と激しく争っているカテゴリーはあるでしょうか。あえて、売る場所を他のカテゴリーに移してみるのもアリかもしれません。ブルーオーシャンがあるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!