【陳列】スーパーでの強肝ドリンクを見て
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それでは、「売れるヒント」第293号です。
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■昨日の会社帰りに、スーパーに寄りました。
強肝ドリンク「ヘパリーゼ」が並んでいました。
■「ヘパリーゼ」といえば、薬局でかなり売れている強肝ドリンクです。
強肝ドリンクは、飲み会の前や後に飲んで、肝臓の働きを高めてアルコールの分解を早くするということで、主に飲み会対策でよく飲まれています。CMでもおなじみですね。
ウコンの力はコンビニでもドラッグストアでも売れていますが、そのワンランク上という位置付けで、ドラッグストアでは推奨しているところが多いですね。
薬局で扱っている医薬品のヘパリーゼの、医薬部外品にしたバージョンが、スーパーに並んでいたという訳です。
■ここで感心したのは、この陳列が1本と10本と両方置いていたことです。
飲み会の前に買う時は、1本でも良さそうですが、あえて10本の箱を置いているのは、そういう需要を見込んでの事だと思います。
まずは、年末年始のこの季節に飲み会が多い人の需要でしょうか。共働きの家だと夫婦でそれぞれ飲むかもしれません。10本位はすぐ無くなりそうですね。
そしてもう一つは、会社などでの飲み会でまとめ買いする需要があるかもしれません。
気の利く忘年会でしたら、二日酔いしやすい人に用意しているかもしれません。
■このように、その時期特有の需要を膨らませるために、陳列の工夫で訴求しているのだと思います。
ちょっとした工夫が売れるヒントになるかもしれない、と感じた「ヘパリーゼドリンク」の陳列での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスが、特定の時期や場所で需要が大きい場合は無いでしょうか。そこでの工夫によって、既存の需要が膨らんだり、新たな需要が見つかることもあるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!