売れるヒント

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【ネーミング】飲むUVが奥深いコピーであった話

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

それでは 「売れるヒント」第514号です。

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■昨日、ドラッグストアに寄りました。

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美容サプリコーナーに「飲むUV」と題した商品がありました。

 

■正式名称は「ザ・プラセンタウルトラヴェール1DAY」というようです。 

 「飲むUV」とはインパクトがありますね。

紫外線から肌を守る日焼け止めケアの商品、UVケア商品を、飲む形にしたということなのだと思います。

 「飲むヨーグルト」などとは違い、普通は絶対飲まない肌に塗るUV商品を飲む、ということにギャップが大きいことが、インパクトがある要因でしょう。

 

■そう考えていると、「UV」と書いたところに小さく「ウルトラヴェール」と書いていました。勘違いだったのかと思い検索しても、やはり日焼け止め対策商品でした。

これは想像の域ですが、商品名の略称が「UV」にになるようにあえて合わせて、紫外線の「UV」を表現できるようにしたのかも、と思いました。

もしそうであれば、非常に計画的で上手いですね。

いろいろな表現の規制で書けないことを、感じてもらうような表現ができるということですね。

 

■このように、直接は書けないことでも、顧客に伝えたいことを伝える手段はいろいろあるものですね。

言葉のマジックを学んでいきたい、と感じた「飲むUV」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、なかなか直接書けない長所はないでしょうか。

それはもしかしたら表現の工夫によって間接的に伝えることも可能かもしれません。

表現の厳しい医薬品や化粧品、健康食品業界が参考になるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!