【言葉表現】「値引き価格」か「割引価格」か
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このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
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それでは 「売れるヒント」第482号です。
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■昨日の夜に、ローソンに寄りました。
店内に「入れ替え商品の割引価格販売コーナー」がありました。
■これは、なかなか売れなかった商品の、値引き販売ということですね。
コンビニは特に、商品の競争が激しく、入れ替えが激しいので、返品や廃棄が多いのだと思います。
そんな時に、少しでも廃棄ロスを減らす試みとして意義がありますし、買う側としては有難いですね。ローソンとファミリーマートではよく見かけます。
■ここでの気づきは「言葉の表現」です。
「商品入れ替えのため」という表現なら、「売れなかった商品」という印象が減りますね。
入れ替えは、季節の棚替えの場合もあり、店内レイアウト変更の場合もあるからです。
また、「割引価格」という言葉も「値引き」「安売り」に比べて、商品価値を保つ言葉だと思います。
「値引き」「安売り」はインパクトがあって、スーパーには合いそうですが、コンビニで使うと「売れなかったから必死に売っているんだ」という違和感が残ります。
■このように、値引販売のPOPにしても、コンビニのイメージを保つような言葉を選んでいるのだと思います。
やはり、小売業の激戦を勝ち残ってきたコンビニだな、と感じた「値引きPOPの表現」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスについて、言葉の表現は適切でしょうか。
特に値引などの価格に関する表現は、インパクトも求められながら、ブランドイメージを崩す場合もあり、慎重に他の事例を参考にするのがいいかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!