売れるヒント

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【企画力】映画「天気の子」コラボ商品から学ぶ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

それでは 「売れるヒント」第507号です。

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■先日、帰りにローソンに寄りました。

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アイスクリームの冷蔵ケースの上に、映画「天気の子」コラボアイスのPOPが置いてありました。

 

■コラボ商品は2種類あるようです。

「晴れソーダ」と「雨ふりソーダ」で、映画のテーマになぞらえて作られた商品のようですね。

「雨ソーダ」ではなく「雨ふりソーダ」としているところが、細かい工夫を感じさせます。

「雨ふり」と言うと、雨に対してネガティブなイメージが減る感じがしますね。

 

■ここでの気づきは「便乗する力」です。

「天気の子」を先日観ましたが、大ヒット間違いないと言われる映画ですので、いろいろな企業とタイアップしていました。

ソフトバンクのお父さん犬が映画の中に2回登場する」と映画の冒頭に流れたり、バイトを探してバイトルのアプリを使っているシーンがあったり、多種多様です。

そういった公式スポンサーでなくても、勝手に便乗もできると思います。

たとえば、「晴れ用と雨用の商品をつくる」「天気の話題を書く」といったことだけでも、顧客の意識に上るかもしれません。

 

■あまりにも便乗が多いと、逆にうんざりされる可能性もありますが、同じテーマを使うことで、目に留まる可能性が高まる効果があると思います。

時流に乗るような展開を考えていきたい、と感じた「天気の子コラボアイス」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、世の中で流行っているものに便乗できないでしょうか。

公式スポンサーでないため画像など使用できなくても、その要素だけを使うのもアリだと思います。

オリンピック前なら、「スポーツ観戦用〇〇」「勝利を呼び込む〇〇」など、連想させるだけでも紐付くと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!