【商品開発】コークフロートを再現したコカ・コーラ
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もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。
それでは 「売れるヒント」第489号です。
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■昨日、夜にセブンイレブンに寄りました。
「コカ・コーラ バニラフロートフレーバー」という新商品だそうです。
■一昨日、ローソンで新商品「コカ・コーラエナジー」を見て、昨日記事を書いたばかりですが、今度はセブンイレブンで別の新商品を見つけました。
これは、喫茶店などでおなじみの「コークフロート」の味わいを再現したコーラのようです。
喫茶店ではソーダフロートなどもありますが、コークフロートは世界で愛されているのですね。フロートの由来を調べてみました。アメリカ発祥なのですね。
【ウィキペディアより】
1874年、アメリカ合衆国フィラデルフィアでフランクリン財団の50周年行事が行われていた際、ソーダ屋を出展していたロバート・マッケイ・グリーンによって、最初のフロート飲料となるクリームソーダが発明された 。この日はとても暑く、彼は売っていた清涼飲料水に入れるための氷を使い果たしてしまい、隣の売り場で売られていたバニラアイスで代用したことが始まりとなった、という伝説的な話が知られている。
■このような、再現モノというのは、興味深いですね。
どんな味なのか、私もつい買ってしまいました。
元の味に近いのか、そうでないのかについては、期待値はそれほど高くない人も多いと思います。
求められているのは、面白さや懐かしさ・話題性などの付加価値だと思います。
そういった意味で、「コカ・コーラ バニラフロートフレーバー」は、私に会話のネタを提供してくれました。意外に美味しかったので、また買うかもしれません。
■このように、本来提供している価値から、少し離れた別の価値が提供できないかを考えてみるのもいいかもしれません。
視野を広げてビジネスをしていきたい、と感じた「コカ・コーラ バニラフロートフレーバー」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、本来の提供価値とは違った価値を付加できないでしょうか。
「味ではなく面白さ」「車ではなくエンタメ」など、いろいろな発想が出てくるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!