売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】アートなチョコが増える兆し

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

昨日もビジネスのセミナーに行きました。

GWに連日学ぶのもいいものです。何も予定を入れないと寝てしまいますので…

 

それでは 「売れるヒント」第426号です。

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■先日、コンビニに寄った時の写真です。

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おなじみのチョコレート、森永「ダース」が並んでいました。

 

■「ダースカラフル」という商品です。今まで見たことないダースです。

買った後、いろいろ後で調べてみると、セブンイレブン限定の商品だったようです。

 

2つの味が完全に混ざっているのではなく、まだらになって混ざり合っていて、見た目も美しいです。

3種類ありました。

・抹茶+ストロベリー

・ブルーベリー+チーズケーキ

・ミルク+ティー

 

■これを見て、商品自体のデザイン性というか、アート性が注目され始めたのかなと感じました。

スイーツ店では既にアート性の高いものはありますが、店頭で販売されるものについてはまだ少ないと思います。

パッケージについては、アート性のあるものが最近多いですが、商品自体ではなかなかないですね。

 

このダースは、2つの味をまぜる時に、あえてわかりやすく上下や左右で分けなかったのでしょう。

これが付加価値になるならば、新たな発見だと思います。

今回は限定発売ということで、テスト的な意味もあるのかもしれませんね。

それでなのかはわかりませんが、価格が485円とかなり高くなっており、243円に半額になっています。

 

■最近、書店でも「ビジネスとアート」について書かれた本が増えていますが、このようなちょっとしたところにその兆しが垣間見えたのかもしれません。

 

付加価値を生むために、アートにも注目していきたい、と感じた「ダースカラフル」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスに、アート要素を加えることができないでしょうか。

他にない付加価値となることで、競合との競争から一歩抜け出すことができるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!