【陳列】明治R-1のフェイスが拡がっていた
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。
昨日は、セミナーに参加した後、美術展に行ってきました。
歴史の中でも東洋史が好きなので、面白かったです。
それでは 「売れるヒント」第427号です。
----------------------------------------------------------------------------------
■先日、コンビニに寄った時の写真です。
ヨーグルトコーナーに「R-1ヨーグルト」がたくさん並んでいました。
■こちらはご存知のように、改元して話題となっていますね。
「令和元年」は略すと「R1年」であることから、それを打ち出したCMやキャンペーンを打ち出しています。
これは、4月1日に元号が発表されて、初めて「R1年」とわかったことですので、かなり急ピッチで準備したのだと思います。
かなり大変だったでしょうね…
■このように、目立っているR-1ヨーグルトですが、店頭でもやはり幅が拡げられていました。
この写真のお店では、シリーズで2種類あるものの、明らかにいつもより幅が拡がっています。
上記の「令和お祝いボトル」は探しても見つからなかったのですが、ついつい買ってしまいました。
業界用語で「フェイスを拡げる」といいますが、普段利用している人は「やっぱりいま話題なのだな」「売れているのだな」という印象を持つかもしれません。
また、お店としても、飛ぶように売れても補充の手間が少なくなります。一石二鳥ですね。
■たとえ専用のPOPが無かったとしても、フェイスを調整するだけでも訴求を強めることができますね。一種の印象操作と言えるかもしれません。
店頭マーケティングの奥深さを感じた「明治R-1ヨーグルト」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスの中で、売れているもの、売れそうなもの、売っていきたいものなど、順位があるでしょうか。
その中で、店頭でしたら幅を調整したり、ウェブでしたら表示順や表示時間を調整したりなど、顧客に与える印象を変えて、訴求の強弱をつけることもできるかもしれません。
----------------------------------------------------------------------------------
それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!