【企画力】夏のおでんセールの目的を考えた
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それでは、「売れるヒント」第173号です。
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■昨日、帰りにファミリーマートに寄りました。
おでんのセール案内のチラシが貼られていました。
8/31と9/1に、70円セールだそうです。
■まだまだ暑くて、おでんを食べる気分になりませんが、秋の予感を感じさせますね。
コンビニは、夏の終わりくらいから、おでんの販売を始める、と聞いたことがあります。
8/31と9/1でしたら、ちょうどその頃です。
すこし気温が下がって涼しさを感じ始めた時に、おでんの需要が出てくるようです。
■ただ、この2日間にどれだけ売れるのかは心配になりますが、「あえて宣言する」ところに感心しました。
きっと、当日の気温によっても売れ行きは変わるでしょうが、実際は売れ行きはさほど関係なく、そのような「季節感の告知」をするところに目的があるのかもしれません。
競合のコンビニよりも先に、おでんセールを打ち出して認知してもらい、「今日は涼しいのであのコンビニに寄ろう」という気づきにつなげるということと想像しました。
■こう考えると、「セール」にも2つ目的があるのかもしれませんね。
実際に売り上げを追求するセールと、売上よりも認知を高めるためのセールと、2種類ありそうです。
そのようなセールの使い方もあるのではないか、と感じた、おでんセールでの気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスの認知を高めるために、たとえ売れない季節でも、あえてセールをするということも考えられるかもしれません。その時は売れなくても、認知され、必要になった時の行動につながる可能性も考えられます。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!