売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【企画力】夏のおでんセールの目的を考えた

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第173号です。

----------------------------------------------------------------------------------

■昨日、帰りにファミリーマートに寄りました。

f:id:ryo596:20180824080959j:plain

おでんのセール案内のチラシが貼られていました。

 

8/31と9/1に、70円セールだそうです。

 

■まだまだ暑くて、おでんを食べる気分になりませんが、秋の予感を感じさせますね。

 

コンビニは、夏の終わりくらいから、おでんの販売を始める、と聞いたことがあります。

8/31と9/1でしたら、ちょうどその頃です。

 

すこし気温が下がって涼しさを感じ始めた時に、おでんの需要が出てくるようです。

 

■ただ、この2日間にどれだけ売れるのかは心配になりますが、「あえて宣言する」ところに感心しました。

 

きっと、当日の気温によっても売れ行きは変わるでしょうが、実際は売れ行きはさほど関係なく、そのような「季節感の告知」をするところに目的があるのかもしれません。

 

競合のコンビニよりも先に、おでんセールを打ち出して認知してもらい、「今日は涼しいのであのコンビニに寄ろう」という気づきにつなげるということと想像しました。

 

■こう考えると、「セール」にも2つ目的があるのかもしれませんね。

 

実際に売り上げを追求するセールと、売上よりも認知を高めるためのセールと、2種類ありそうです。

 

そのようなセールの使い方もあるのではないか、と感じた、おでんセールでの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの認知を高めるために、たとえ売れない季節でも、あえてセールをするということも考えられるかもしれません。その時は売れなくても、認知され、必要になった時の行動につながる可能性も考えられます。

----------------------------------------------------------------------------------

それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!