【コンセプト】もみじ饅頭がスーパーで売られる狙い
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。
昨日は、美術展と博物館に行ってから、昼と夜がセミナーでした。
貨幣博物館は無料ですが、かなり詳しく貨幣の歴史が学べてお勧めです。
過去に、お金の価値が下がって紙くずになったり預金封鎖したりと、お金の価値は永遠に続くものではない、ということも勉強になりました。
それでは 「売れるヒント」第428号です。
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■昨日、帰宅途中にマイバスケットに寄りました。
特設コーナーに、各地の名産品が並んでいました。広島の「もみじ饅頭」です。
■横浜のお菓子と、岩手「かもめの玉子」と共に、並んでいた「もみじ饅頭」ですが、パッケージが見たことのないものでした。
箱の外面に、広島の観光名所が書かれています。
写真では原爆ドームが見えますが、別の側面にも路面電車や宮島などの広島の名所が載っていました。
私は原爆ドームや平和祈念館は行ったことがありますが、宮島は行ったことがないので、行ってみたくなりましたね。
■こういった各地の名産物は、シンプルな箱に入っていることが多いと思うのですが、これは店舗販売用に作られたものかもしれませんね。
観光した帰りにお土産として持って帰るときは、誰かにあげることを想定しているのでこういったパッケージは必要ないかもしれません。
ただ、東京の店舗で買う時は、自分や家族で食べることを想定するとすれば、観光名所を見せることで広島への旅行を訴求できるのかもしれませんね。
■おなじもみじ饅頭でも、どのような狙いで、お客様にどのように行動してもらいたいかによって、パッケージを変えているのかもしれません。(あくまで想像です)
そのようなことまで想像して商品やサービスを作っていきたい、と感じた「まいばすけっとでのもみじ饅頭」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、売る場所、売る顧客によって、訴求方法を変えているでしょうか。
パッケージまでは難しいにしても、POPのキャッチコピー一つ変えるだけで、場所によって違う顧客への刺さり方が変わってくるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスも楽しみましょう!