【企画力】勝っぱえびせんで受験生応援
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もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!
最近、このブログのアクセス数が急に伸びているのですが、元々一般のブログに比べてかなり少ないらしいです。おそらく読んで下さるのは、熱心な方に限られるのでしょう。
より質の高い気づきを集めなければ、という良いプレッシャーがかかっているこの頃です。
それでは、「売れるヒント」第314号です。
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■昨日、会社近くのローソンに寄りました。
おなじみ「かっぱえびせん」のパッケージが変わっていました。
■「勝っぱえびせん」とあり、季節柄、受験生への応援商品ですね。
ウェブで調べてみると、実は2016年から発売されていたようです。
気付きませんでした。受験生が身近にいなかったので、アンテナが立たなかったのでしょう。
チョコレートの「キットカット」以来、受験生応援の企画品がいろいろ出ています。
こちらも「勝つ」と「かっぱ」が掛かっていて、しかも「10%増量」は「トッパ」と掛けています。
受験生へのメッセージも載っていますので、親から渡したりの需要が考えられます。
■このように、「食べる」以外の付加価値を生む商品は、すごいと思います。
元々は「贈答用」という需要があって、「相手に喜んでもらう」「人間関係を深める」という付加価値が生まれるのが、スイーツであったり銘菓でした。
その応用版が、「受験生に贈る」という付加価値商品なのでしょう。
こう考えると、他にも「〇〇の人に贈る」という商品ができるかもしれませんね。
「頑張っている新入社員に贈る」とか「出張続きの人に贈る」とか思い浮かびました。
■想像はふくらみます。その意味合いが納得できるストーリーも必要かと思いますが、面白いですね。
改めて、受験生に贈る商品がイノベーションであったと気づいた「勝っぱえびせん」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、本来の使用目的に加えて、こんな人に贈るといった付加価値を加えることはできないでしょうか。新たな意外な売れるヒントが見つかるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!