売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【陳列】ポケモン海苔の陳列場所に学ぶ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!


このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください! 

 

昨日はスーパーに行きました。

このブログは、定点観測している近所のお店に行って気づきを得ていまして、内訳は、コンビニ3店、ドラッグストア2店、スーパー4店となっています。

他に、家電量販店など他業態も増やしたいと思っているこの頃です。


それでは、「売れるヒント」第313号です。

----------------------------------------------------------------------------------

■仕事帰りに、近所のスーパーに寄りました。

f:id:ryo596:20190111080653j:plain

ポケモン切り抜きのり」が吊り下げられていました。

 

■これは、子供の弁当作り用に開発された商品でしょうね。

 

丸美屋のホームページを見ましたら、ポケモンシリーズを発売しているようです。

ふりかけやお茶漬けと並んで、こののりも載っていました。

ポケモンは人気だそうですので、主婦にとっても弁当の一工夫に助かりますね。

 

のりに切り抜きの型を付けるだけですが、アイデア商品と改めて感じました。

 

■ここで感心したのは、陳列されている場所です。

 

このスーパーは2階建てで、のりなどの乾物は2階なのですが、この商品は1階の米コーナーに吊り下げられていました。

しかも、通路からよく見える位置になります。

 

あえて、2階の定番位置から1階に出張して、ついで買いを促す試みなのでしょう。

しかも米コーナーですので、子供の弁当を作る主婦が定期的に寄りそうな場所です。

 

■「少しでもプラスアルファの購買を」「顧客満足を」「他店との差別化を」という工夫だと思います。

 

自分も、このような熱意と細やかな工夫をしているだろうか、と身が引き締まった「ポケモン切り抜きのり」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスを、どこに置くか、どこでアピールするかについて、考えてみるのもいいかもしれません。ここならば想定顧客が立ち寄る、などの適切な場所があるかもしれません。

----------------------------------------------------------------------------------

それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!