売れるヒント

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【商品開発】100円ショップのスプーンが凄い

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第372号です。

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■昨日、100円ショップにふらっと寄りました。

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食器コーナーに行くと、箸やスプーン・フォークが並んでいました。

 

■よく見ると、それぞれが特徴的な作りになっています。

 

「カレーを美味しく食べるスプーン」

 →スプーンのフチをうすくし、最後まですくいやすい

「パスタを美味しく食べるフォーク」

 →波状サイドカットで、パスタがからみやすい

「麺類を美味しく食べる箸」

 →ラーメン・うどんをつかみやすい

 

生産は、食器で有名な新潟の燕市だそうです。

 

■これはすごい工夫力ですね。こういうのがあるんだと感心しました。

顧客の普段のちょっとした困りごと、そしてよくある悩みを解決する商品になっています。

しかも、それが100円というのはすごいと思います。

 

これは100円の価格以上の価値が感じられますね。もう少し高くても全然大丈夫です。

 

■このように、価格以上の価値が感じられるような工夫があれば、既に飽和状態と思われている市場でも、十分需要があるのではと感じました。

 

マンネリになっている分野であればあるほど、工夫の余地があるかもしれない、と感じた「美味しく食べるスプーン・フォーク・箸」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、顧客に価格以上の価値が感じてもらえそうでしょうか。

もしそうでないならば、コストをかけるのもいいですが、顧客に寄り添った小さな工夫を加えることで、付加価値が生まれるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!