売れるヒント

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【物語力】ゴーゴーカレーの55とは

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それでは、「売れるヒント」第373号です。

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■先日、富山に行った時の写真です。

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富山駅の近くに「ゴーゴーカレー」がありました。

 

■同じ北陸の金沢が発祥のカレー店ですね。「金沢カレー」として有名です。

東京にも進出しているので、知名度も高くなっていると思います。

 

ホームページを調べてみると、「金沢カレーの特長」が載っていました。

(1)ルーは濃厚でドロッとしている。
(2)付け合わせとしてキャベツの千切りが載っている。
(3)ステンレスの皿に盛られている。
(4)フォークまたは先割れスプーンで食べる。
(5)ルーの上にカツを載せ、その上にはソースがかかっている。

 

まさにゴーゴーカレーそのものですね。

他の金沢カレーのお店を知らないので、そういう文化なのかわかりませんが、今度金沢に行った時には食べ歩きしてみたいと思います。

 

■この店舗は、富山駅のすぐ近くにありました。

入り口横の看板には、こう書いてありました。

「元気の源は、五十五の技、五十五時間の熟成」

 

こちらもホームページに載っていました。

「55の工程を5時間かけてじっくり煮込んだ特製オリジナル・ルー!それを55時間寝かし旨みを熟成させる! それがクセになる味の理由の一つです。」

 

ゴーゴーカレーと55をかけて、実際にそのような工程で作っているということですね。

ゴーゴーカレーの名前とのつながりが見えて、なるほどと思いました。

 

■このように、「名前の意味」というのも物語として顧客の心に残ると思います。

そして、誰かについ話したくなるかもしれません。

 

名前に物語性を持たせることもアリだな、と感じた「ゴーゴーカレー」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの、名前に物語力を付加できないでしょうか。

名前の意味や由来、名づけた動機やその時の出来事など、顧客の心に残る話があるのが理想だと思います。

そして、顧客がつい他人に話したくなるような興味を引く物語であれば、なお良いかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!