売れるヒント

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【物語力】ランチパックのパンの耳

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は帰りに図書館に寄って、本を借りました。

基本的に本は買うようにしているのですが、書店に置いていない本が図書館には結構あるので、それを見るのも楽しいです。

 

それでは、「売れるヒント」第696号です。

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■先日、帰宅途中にスーパーに寄りました。

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パンコーナーの辺りを通りました。

 

■ランチパックのようなパッケージの商品がありました。

「ちょいパクラスク」という名前でした。

ランチパックと似ているのは当然で、ランチパックを作る時にできたパンの耳をラスクにしたそうです。

いわゆるランチパックの姉妹品という感じでしょうか。

 

■この「再利用」という話は、上手く感じます。

今まではパンの耳は、飼料になったり肥料になったり、捨てていたのかもしれません。

実際のところはわかりませんが、それを活用して作ったという話には、物語性を感じます。

ちょうど、ハウス食品がカレーを作る時にターメリックが余るのでウコンの力を作った、という話を思い出しました。

 

■このように、最近は特に地球環境への対応が求められていますので、そのような話があると物語性が出てくるということですね。

商品自体で差別化できない時代は、このようなことを付加価値としていきたい、と感じた「ちょいパクラスク」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、何か社会貢献している話がないでしょうか。

もしあれば、その話をPRすることで、差別化となり付加価値となるかもしれません。

顧客が持つブランドイメージが向上すると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!