【コンセプト】つぶしてつくるポテトサラダとは
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。
それでは 「売れるヒント」第472号です。
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■先日、スーパーで買い物をした時の写真です。
調味料コーナーに「つぶしてつくろう」という商品がありました。
■「つぶしてつくる」とは何だろうかと思って、注目してみました。
見ると、ポテトサラダやマカロニサラダを作るのに、ゆで卵をつぶしてつくる、という商品のようです。
触ってみると、袋の中にゆで卵が1個、そのままの状態で一緒に入っていました。
それを皿に出す前に手でつぶすようですが、子供が喜びそうですね。
■これは面白いコンセプトですね。
わざわざ卵をそのままで残さなくても、ポテトなどと一緒につぶすこともできたはずです。
それをあえて残して、顧客につぶさせるというのは、簡単で楽しめる製造過程は体験として提供する、ということなのかもしれません。
子供が喜ぶから買っていく、という需要もあるかもしれませんね。
■このように、あえて顧客に製造の一手間をお願いする、というものが、これからいろいろ出てくるかもしれません。
商品内容で違いが出せなくなったら、体験も付加価値になる、と感じた「つぶしてつくろう」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、今までは提供側がしているものを、あえて顧客にしてもらう体験はないでしょうか。
便利になった今日、あえて一手間をお願いする、ということも価値になるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!