【コンセプト】カフェラテを作る体験を提供する
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。
昨日は終日読書をしていました。
苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」
有名なマーケッターの森岡毅さんの本です。商品やサービスのマーケティングの他に、自分のマーケティングの話もあり、何度も読み返したい本でした。
それでは 「売れるヒント」第463号です。
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■先日、スーパーに寄った時の写真です。
缶コーヒーのコーナーに「コーヒーベース」なる商品が並んでいました。
■調べると、昨年5月に発売らしいですが、初めて気付きました。
コカ・コーラ ジョージア ヨーロピアン 猿田彦珈琲監修のコーヒーベース(無糖)×3本
- 出版社/メーカー: コカ・コーラ カスタマーマーケティング株式会社
- 発売日: 2018/05/15
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログを見る
ホームページで見ると、カフェラテのベースとなるエスプレッソなのですね。
牛乳を注ぐとカフェラテができます。
これ1本でカフェラテが10杯作れるそうです。
■カフェラテの缶コーヒーやペットボトルはよくありますが、カフェラテのベースを売るのは珍しいですね。
ただ、確かに作る風景を想像すると、自分で作ってみるのも楽しそうです。
そういったマシンを持っている人は自分で作るでしょうが、持っていない人でも自分で作ることができますね。
牛乳の割合を調節できますし、カフェの店員の気分になります。
お客をもてなす時にもいいかもしれませんね。
■こういうことを考えると、親切にすべて出来上がった状態で提供するのもいいですが、あえて顧客に作らせるというのもありかもしれません。
それは商品だけでなく、体験も提供しているということになると思います。
あえて手間をかけてもらうというのもアリかもしれない、と感じた「コーヒーベース」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、顧客に体験を提供することはできないでしょうか。
完成品を提供するのもいいですが、その一歩手前の状態を提供して、完成させる体験をしてもらうのも、場合によってはアリかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!