【コンセプト】体験を提供する時代
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
先日質問を受けました。最後の「今日の教訓」はどういう意図なのかという質問です。
これはその回の内容を、幅広く応用できるように、できるだけ抽象化してまとめたものです。
個別具体的な施策は応用できなくても、抽象化すれば応用できるかもしれないという意図となります。
それでは「売れるヒント」第1,097号です。
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■昨日、ファミリーマートに帰りに寄りました。
スナック菓子の売り場の様子です。
■おなじみのハッピーターンが置いてありました。
何やら「変身パウダー」というものが添付されていました。
「シャカシャカして何色に変わる!?」と書いてあるように、パッケージには振り方も書いてありました。
興味が出て、ついつい買ってしまい、帰宅してやってみました。
(ネタバレになるかもしれないので何色かは伏せておきます)
■ここでの気づきは「体験を提供する」ということです。
これも一種の体験だと感じました。
ちょっとした謎解き感を味わう感じですね。
説明書きを見るなどちょっと手間がかかるのですが、そういった手間がかかるのも面白いと感じました。
■このように、効率化ばかり追求しがちな中で、あえてちょっと手間なことを顧客に体験してもらうということもいいかもしれないと感じました。
これからは今までの常識の反対に鍵があるかもしれない、と感じた「ハッピーターン」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、顧客に体験を提供しているでしょうか。
あえて効率が悪くても、ちょっとした手間をかけて使ってもらうということも、この便利な時代の中では面白い体験となるかもしれません。
品質が似たり寄ったりの時代には、そのような付加価値が求められるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!