【コンセプト】こども向けサプリメントを見てシリーズ化について思う
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それでは 「売れるヒント」第506号です。
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■昨日、仕事先に移動する途中、ドラッグストアに寄りました。
こども向けのサプリメントが吊り下げられていました。
■ これはまた新たなコンセプトですね。
サプリメントというと、大人、特に中高年以上というイメージがありますが、こども向けというのは珍しいです。
DHAは勉強する子供向けにありそうですが、乳酸菌・カルシウム・ビタミン・肝油などは、あえて子供向けに絞って訴求しているのは面白いですね。
こども向けのサプリメントは、単体ではありますが、このようにシリーズで大々的に訴求するものは見たことがありませんでした。
■ただ、たしかに「こども向けシリーズ」と見せられると、子供がいる親は目を留めると思います。
もし何もなけれは、「子供の頭の回転を速くするためにDHAを買おう」という目的買いだけになるでしょう。
ただ、このようにシリーズ化することによって、「確かにカルシウムも必要だ」「乳酸菌も足りていないかもしれない」と、周辺商品も購入の可能性が出てきます。
それは、シリーズならではの得られる反応だと思います。
■こう考えると「シリーズ」そのものに訴求力を高める効果があるのかもしれません。
シリーズ物にできるものはないだろうか、と考えた「こどもサプリメント」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、シリーズ化しているでしょうか。
もしシリーズ化して一括りになっていれば、自分の関心の無いものでも、見る機会ができますので、周辺商品へ購入が幅広げされる可能性も出てきます。
単品勝負もいいですが、同じ属性の人へ訴求する「シリーズ」化もアリだと思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!