売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【POP】補足説明がPOPに書いていて納得

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

それでは 「売れるヒント」第484号です。

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■スーパーに行った時の写真です。

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チョコレート菓子コーナーに「低糖質ミルクチョコレート」という商品が並んでいました。

 

■最近、糖質の摂り過ぎが世間で問題になっていますので、有難い商品ですね。

ここでちょっと驚きがありました。

「ミルクチョコレートなのに糖質30%オフ」ということは、人工甘味料を使っているのだと思いましたが、「不使用」となっています。

人工甘味料を使わずに、どうして低糖質にできるのかと思いましたが、お店のPOPに「配合比のみで糖質30%オフしました」とありました。具体的にはわかりませんが、すごい技術があるものですね。

 

■このように、今までの常識と違った新商品を見ると、「なぜ?」「どうやって作ったのか」などの疑問が出てきます。

もしパッケージなどに書かれていなければ、「ちょっと心配」という心理になって、買わないかもしれません。

この商品では、パッケージの表面に書いていないのですが、POPに理由が書かれていたため、すぐに納得できました。

もしそのようなお客の心理を想像してPOPを作ったのなら、すごいお店です。

 

■本来のPOPの「商品単体でわかりにくいことを補足する・まとめる」という役割を果たしている例だと思いました。

POP一つで売り上げが変わってきそうだ、と改めて感じた「低糖質ミルクチョコレート」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、そのPOPにはどのようなことが書かれているでしょうか。

商品のパッケージだけでは伝わらないことを載せると、パッケージの情報と合せて訴求となると思います。

また、お店がPOPを作る場合は、そのようにお店に伝達したり説得したりする必要がありそうです。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!