売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】カットフルーツは手間を売っている

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

それでは 「売れるヒント」第483号です。

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■先日、セブンイレブンに寄りました。

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「お手軽カットフルーツ 皮むきリンゴ」と「パイナップル」がありました。

 

■個人的にフルーツはあまり食べないのですが、スイーツコーナーの横にあったので気づきました。

パイナップルは昔から缶詰などがありますが、リンゴも最近はあるのですね。

この製造は、結構手間がかかってそうですね。

リンゴは自動で皮をむく機械があるのかもしれませんが、種が残らないようにカットする部分が難しそうです。

 

■それはさておき、ここでの気づきは「手間を売っている」ということです。

リンゴは、普通にそのものを買って、自分で切れば、安上がりかもしれません。

この「お手軽カットフルーツ」は、その切る時間や労力・技術・包丁が無い場合の対応など、その手間を売っているということになると思います。

 

■この商品が定番になって、長く置かれているということは、そのようなニーズがあるということですね。

このような、何でもないような手間を売ることができるかもしれない、と感じた「お手軽カットフルーツ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスに関して、お客様の手間を代行して販売することはできないでしょうか。

サービスならわかりやすいですが、商品でも「分量を量って小分けにする」などもそのような部類になると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!