売れるヒント

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【値付け】お手軽バナナと高単価バナナ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

昨日は久しぶりの仕事でした。連休の影響で業務が立て込みました。

そういう点では、全員一斉の連休も考え物かもしれませんね。

 

それでは 「売れるヒント」第430号です。

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■先日、スーパーのまいばすけっとで買い物しました。

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果物コーナーにバナナが積まれていました。

 

■バナナが積まれているところに目立つPOPが貼られていました。

バナナの所にPOPがあるのは珍しい気がします。つい見てしまいました。

 

右側は「甘みさわやかバナナ」で甘さ控えめのタイプのようです。

左側は「スミフルバナナ」という「ひとつ上の美味しさ」のようです。

この名前、グルメではない私でも、聞いたことがある気がします。有名なのですね。

 

価格も、右が99円、左は158円と、お手頃価格のものと少し単価が高いものを並べているようです。

 

■この2枚のPOPは、右下に小さく「掲載期間8月27日まで」と載っているので、チェーン店の本部が作ったものなのでしょう。

ということは、2つを比較してもらいたいという狙いがあるのだと思います。

 

この2種類でしたら、味の好みも分かれるでしょうし、価格が違っているので時と場合によって選択することができます。

一度高い物を試してみようとなるかもしれません。

こういう比較に慣れてしまうと、いままで普通に感じていた1種類のバナナでは、満足できなくなってしまうかもしれませんね。

 

■いろいろな分野でされている「お手軽品」と「高単価品」の比較が、バナナにも取り入れたということですね。

野菜や果物コーナーはそういう印象はありませんが、新しい試みを見て、気づきがありました。

 

他カテゴリーの取り組みをみて、その本質を参考に取り入れていきたい、と感じた「2種類のバナナ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスには、お手軽品と高単価品の選択肢があるでしょうか。

全体的に高単価な場合でも、その中で超高単価品を作るなど、選択肢があった方がいいかもしれません。

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それでは今日もビジネスを楽しみましょう!