売れるヒント

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【ネーミング】田舎のおかきで懐かしくなった話

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

それでは 「売れるヒント」第431号です。

 

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■昨日、仕事帰りに近所のスーパーに行きました。

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菓子コーナーに「田舎のおかき」という商品が並んでいました。

 

■おかきやせんべいのコーナーも、いろいろな商品が出ています。

その中でも「田舎のおかき」は、そのネーミングに魅かれました。

 

「田舎の」と聞くと、特に地方出身者は、かつていた地元を思い出して、懐かしさを感じるかもしれません。

私も「そういえば祖母がおかきをよく食べていたなあ」と、勝手につい思い出しました。

 

■ネーミングの理由は、特に書かれていませんでした。

 

最初は、それぞれ「赤穂の焼塩使用」「徳島県産和三盆使用」と書かれていたので、地方の素材を使っているからかと思いましたが、考えてみると他も大体同じですよね。

やはり「田舎の」と聞いた時に思い出す懐かしさを狙った、イメージ重視のネーミングなのかもしれません。

 

■このように、機能を表現するネーミングではなく、イメージを呼ぶネーミングもあり、うまく使い分けるのがいいと感じました。

 

パッケージの次に目が行く重要なネーミングですので、よく考えたいと感じた「田舎のおかき」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスのネーミングは、機能を表現したものでしょうか、イメージを表現したものでしょうか。

どちらが良いとは一概に言えませんが、類似品や競合品の状況も見ながら、自社のみの売りを作っていく要素として、活かしたいものです。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!