売れるヒント

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【値付け】食品にも激安訴求が

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

昨日は、自宅で初めて鍋を作ってみました。最近はダシの素も安くなっていて、便利な世の中になったものですね。

 

それでは、「売れるヒント」第337号です。

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■先日、ドン・キホーテに行った時の写真です。

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なにか短冊?が垂れ下がっていると思ったら、価格のPOPでした。

 

■よく見ると「他店徹底対抗」「挑戦状」とあって、激しいPOPですね。

 

他店の価格を調査して、それよりも安いということをアピールしています。

それぞれの商品の売り場にも、同じPOPが付けてありました。

 

さすが「驚安の殿堂」というドン・キホーテだけあって、安さを前面にアピールしています。

 

■このようなPOPは、食品スーパーではかつて見た記憶がありません。

もしかしたらどこかのスーパーではあるかもしれませんが…

 

考えてみると、家電量販店ではよく見かけた記憶があります。

たしか液晶テレビだったでしょうか、近隣店の販売価格を書いていたと思います。

 

家電量販店はそれぞれが対抗して、お互いの販売価格をくぐるということが日常のようになっています。

それはおそらく、購入する単価が高く、慎重に選ぶので、顧客も価格を念入りに調べるというニーズがあるのでしょう。

 

■その家電量販店の文化を食品に横展開しているということでしょうか。

 

スーパーは、主婦ですと毎日の買い物となりますので、安さよりも立地や品揃えになる場合も多いと思います。

 

ただ、今後店舗が広がるにつれて、支持を集めるかどうか注目していきたい、と感じた「ドン・キホーテ激安POP」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの販売に、他業界の手法を取り入れることはできないでしょうか。

業界の特性や顧客のニーズによって、受け入れられるかはわかりませんが、試してみると意外な売れるヒントが見つかるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!