売れるヒント

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【コンセプト】病院にも専門化の流れを感じた

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

昨日は、朝から病院に行きました。3年前に喘息を発症して、治療中なのです。

 

それでは、「売れるヒント」第336号です。

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■上述の通り、昨日は病院に行きました。

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こちらが東京の品川にある「松脇クリニック品川」となります。

 

■「なんで病院の写真を?」と思われるかもしれません。(汗)

ただ、ここでも売れるヒントが得られたのであります。

 

3年前に喘息を発症してより、ずっと近所の内科に通っていました。

しかし最近、悪化して鼻や耳にまで影響が出てきたので、専門的な病院を探していました。

ホームページを探していると、こちらを見つけたのです。


一言で言うと、鼻専門クリニックというコンセプトになっています。

副鼻腔炎や喘息など、関心のある方はまたゆっくりご覧ください。

 

■ここで感心したのは、「専門分野を絞ってこだわっている」ということです。

基本的には鼻の治療で、それに付随する耳や呼吸器の治療もします、というスタンスです。

 

特に感心したのは、「専門外の疾患の場合は他の病院を紹介する場合があります」、と書かれてあったところです。

これでさらにぐっと信頼度が増しました。

 

いろいろな患者さんがいると、おそらくあれこれ手を広げたくなると思います。

しかし、それを捨てて、専門一筋の姿勢を見ると、それ相応の価値があると感じますね。

 

それは、小売店で言えば、衣料専門のユニクロやスーツ専門の青山などが伸びて、百貨店やGMSの衣料品売り場が厳しくなっているのと通じるものがあります。

 

■「なんでも揃う」よりも「この分野なら任せてください」というものが支持を集める流れになっていますが、その病院版だと感じたので、今回書いてみました。

 

いろいろな分野でも、共通の流れがあるのではないかと感じた「松脇クリニック品川」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、幅を広げ過ぎていないでしょうか。

これならば誰にも負けないという専門分野を作り、磨いていくと、自ずから信頼が生まれてその価値が知られていくと思います。

競合が無数にいるこの時代に生き残るには、専門を磨いて「尖った存在になる」ということが必要かもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!