売れるヒント

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【陳列】ボンタンアメのお酒を並べる理由

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろとお役立てください!

 

昨日は、午前中と夜は読書していました。読んだ本です。

 

全部やれ。 日本テレビ えげつない勝ち方 単行本  – 2018/5/11

戸部田 誠   (著)

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子供の頃からよく知っているテレビ番組が、どのようにして作られたのか、どのような要因でヒットしたのかが、裏話が書かれていて面白いです!

ここからも売れるヒントを見つけたいと思います。

 

それでは、「売れるヒント」第133号です。

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■先日、スーパーに買い物に行ったときに見つけました。

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ボンタンアメのお酒」が目立って並んでいました。

こちらです。

どうも懐かしい感じがするパッケージです。

記憶は定かではないのですが、昔食べたことがあったのかもしれません。

 

■調べたら、アメも全く同じパッケージでした。

ということは、アメのメーカーとタイアップして作ったお酒ということですね。

 

「南国特産」とありますが、調べたら鹿児島の特産だそうです。これも知りませんでしたが、お酒コーナーにあまりないような「インパクト」のあるパッケージですので、ついつい興味が湧きました。

 

■このように、ついつい調べたのも、アメのパッケージがお酒のコーナーで違和感を発していたからでした。

 

ここで、お店にとってはどんな利点があるのだろうか、と考えたのです。

 

お店としては、たとえ売れなかったとしても、「いろいろな地方の珍しいお酒を置いている」というアピールにもなるのかもしれませんね。

すると、「品揃えが楽しい店だ」という好イメージにつながるかもしれません。

 

■最近は、コンビニのように、PBが増えて画一的なイメージになってきているお店が増えていると感じます。

そのようなお店と差別化して、いろいろな面白い品揃えをする戦略なのかもしれないと感じました。

 

単品が売れるかどうかよりも、面白い品揃えの店舗というイメージを訴求する戦略もアリなのではないか、と感じたボンタンアメのお酒の陳列でありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスには、楽しさ面白さのイメージがあるでしょうか?分野にもよりますが、顧客の感情が動くような要素を取り入れる試みをしてみるのはどうだろうか、という提案です。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!