売れるヒント

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【コンセプト】カレーメシを遊びと思っていて反省

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!


このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください! 

 

昨日、美術館から帰宅する途中、路線バスで移動していましたら、女性の「えー」という驚きの声が聞こえました。スマホを見たら、嵐の活動休止のニュースでした。影響力すごいですね。 

 

それでは、「売れるヒント」第330号です。

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■先日、ドラッグストアに寄った時の写真です。

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こちらは日清食品の「カレーメシ」シリーズが並んでいました。

 

■このカレーメシ、数年前に出た比較的新しい商品ですね。

初めて見た時、早速買って食べた記憶があります。

 

いつのまにか、シリーズの商品が増えていました。

写真では3商品だけ映っていますが、公式ホームページによると5商品あるそうです。


■最初は、ちょっと遊び心で作った商品のように思っていました(笑)

しかし考えてみると、この商品は画期的だったと思います。

だからこそ、シリーズがどんどん増えているのでしょう。

 

カレーといえば、元々が手軽に作れる料理の代表格でした。

それが、レトルトカレーとなって、温めてごはんにかけるだけという、超手軽になりました。

ただ、それでもごはんは別に用意する必要がありました。

そこで、カレーメシはそれも一緒にしてしまった、ということですね。

 

これは、コンセプトとしてはカップラーメンと同じで、1食が1個で事足りるという形なのでしょう。

こう考えると、他にもいろいろなものに派生してきそうです。親子丼とか納豆ごはんとか…

 

■これは「手軽な調理」を極めた形だと思います。

そうなると、見た目などの我慢する面もありますが、それを差し置いても、手軽さを求める人への満足度が勝るのだと思います。

 

中途半端ではなく極めるということを考えてみたい、と感じた「カレーメシでの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、さらに究極を突き詰めていく要素はないでしょうか。

それは質以外にも手軽さ・見た目・価格・軽さなど、いろいろ考えられそうです。

尖った商品にすると、それを求めている人には熱烈に歓迎されると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!