売れるヒント

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【企画力】恵方巻に異変を感じる今年

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!


このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください! 

 

それでは、「売れるヒント」第324号です。

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■会社帰りにコンビニに寄りました。

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2月3日の節分に向けて、恵方巻の予約が始まっていました。

 

■いつ頃でしょうか、恵方巻の販売がコンビニで始まって、長年経った感があります。

 

私は山口県出身なのですが、節分で豆まきの習慣はありましたが、恵方巻きというのは全く知りませんでした。

元々は関西の風習だそうですが、ここまで全国に広がるとは思っていなかったでしょうね。

コンビニのキャンペーンの力はすさまじいということでしょう。

 

■その恵方巻きですが、最近ニュースで取り上げられています。

大量廃棄問題です。

確かに、毎年節分の時に大量に陳列されていますが、どれだけの人が買っていくだろうと心配していました。

かなり廃棄されていたんですね。

 

それを受けてか、今年は恵方巻きに異変が感じられます。

 

写真のセブンイレブンでは、恵方巻きの予約が進められています。予約するとクーポン4枚だそうです。

また、先日行ったまいばすけっとでは、なんと店内を歩いていると「恵方巻きの予約いかがですか」と声をかけられ、チラシを渡されました。

びっくりしました。相当気合が入っているということなのでしょう。

 

このように、予約してもらうことで、廃棄を減らそうという試みなのでしょう。

 

■予約を推進して、最終的にはクリスマスケーキやおせちのような方向に持って行こうということなのかもしれませんね。

そうなると、たしかに廃棄は減りますし、必要な分だけ必要な方に届けられ、方向性としては正しいのだと思います。

 

当日の店頭での陳列だけではなく、「予約で盛り上げる」という方法もあると感じた、「恵方巻き予約」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、新発売や季節のイベントなどに向けて予約をとれるものはないでしょうか。

あえて予約という手法をとることで、仕入れも適正となり、お客様も心にワクワク感が生まれると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!