売れるヒント

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【物語力】銀座カリーと銀座線のコラボ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!


このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください! 

 

それでは、「売れるヒント」第325号です。

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■先日、スーパーに寄って買い物をしました。

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レトルトカレーのコーナーの「銀座カリー」です。

 

■目立つパッケージで並んでいたのは、「銀座線コラボパッケージ」です。

同じ銀座つながりということで、東京メトロとコラボしたということだそうです。

 

コラボの内容は、パッケージデザインと、応募するとグッズ(オリジナルパスケース・車両デザインマグネットなど)が当たるそうです。

 

特に都内在住の人にとっては銀座線は馴染みがあり、銀座のイメージがより一層強調されますね。

 

■ここで感心したのは、独特の物語が感じられるということです。

 

パッケージを見ると、銀座線の窓から紳士淑女の影が見えます。

これを見るだけで、昭和初期の銀座を思い起こさせますね。

 

実際に、昭和初期のカレーを復刻したものだそうですが、それがパッケージを見るだけで何となく物語を感じさせるような、上手いコラボだと感じました。

 

■商品の物語をアピールしたくても、なかなか興味を持ってくれない場合も多いです。

そんな時に一番確実なのは、必ず目にする「パッケージ」で感じてもらう、ということでしょう。

 

パッケージの重要さを感じた「銀座カリー銀座線コラボキャンペーン」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスが、アピールしたい物語は、ちゃんと伝わっているでしょうか。

ホームページやパンフレットに載せるだけでは、なかなか興味を持って見てくれる人は少ないかもしれません。

必ず目にするパッケージ上で、いろいろな手で物語を感じさせるのもアリだと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!