【企画力】「ふくのひれ酒」のタイアップに感心
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先日本屋に寄ったら、以前面白かった本の続編が出ていました。
物を売るバカ2 感情を揺さぶる7つの売り方 (角川新書)
川上 徹也 (著)
私のブログは店頭観察で、なかなか深い分析までできていないのですが、この本ではそれをパターン化して論理的に分類していて、大変ためになっています。
それでは、「売れるヒント」第224号です。
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■先日、コンビニに会社帰りに寄りました。
カップ酒コーナーに「ふくのひれ酒」がありました。
■山口県の下関出身の私としては、慣れ親しんだ商品で、個人的にうれしくなりました。
18歳で上京したので、もちろん飲んだことはなかったです(笑)
それはさておき、普通のカップ酒と同じくらいの容量で、価格は300円超えと、ワンランク上の商品という位置付けのようです。
私も買ってみましたが、箱入りになっているのは、ふぐのひれが小袋に入って同梱されていました。
■ここで感心したのは「タイアップ」ということでした。
お酒はおなじみの黄桜なのですが、パッケージで打ち出されているのは「下関春帆楼」です。
春帆楼といえば、伊藤博文がふぐ調理を解禁したことで有名な名店です。
その春帆楼で提供されているふぐのひれを使っているそうです。
こう聞くと、使われているのがひれ1枚だとしても、高くても試したくなります。
交渉も大変だったかもしれませんが、いい相手を見つけたのではないでしょうか。
■こう考えると、タイアップ先の選定は重要ですね。
やはりその業界のNo.1がいい、と感じました。
しかも相手の手間もかからないようなタイアップが、交渉が上手くいきやすいかもしれません。
相手にとっても自社にとっても有意義なタイアップを心がけて行きたい、と感じた「下関春帆楼ふくのひれ酒」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、タイアップすることで効果のある相手はないでしょうか。相手にもメリットのある形で提案できれば、長期的に続く成功タイアップが実現するかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!