売れるヒント

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【商品開発】米沢名物がありすぎて一通り食べたいと思った時

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

昨日は、代々木公園に、知人の陸上競技会の手伝いに行ってきました。

途中から豪雨があって大変でした。

スポーツには雨対策が重要なのですね。

 

それでは、「売れるヒント」第198号です。

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 ■今回も、米沢に出張した時の話を続けたいと思います。

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米沢の中心部に、「伝国の杜」という、上杉博物館があります。

出張の仕事が早く終わり、3時間位あったので、寄りました。

その近くに、レストランがありまして、そのメニューの写真です。

 

■行ってみて初めてわかったのですが、米沢は名物料理が非常に多いようです。

 

博物館近くの公園に、屋台が出ていたのですが、

米沢牛コロッケ」

「米沢ラーメン」

「塩引き寿司」

「ウコギソフトクリーム」

などなど、いろいろあって、びっくりしました。

 

■それで、昼食に何を食べようかと思っていたときに、目に留まったのが写真の「上杉御膳」でした。

 

米沢名物が一通り食べられる、という御膳です。

ランチにしては少々高いですが、せっかくなので頼んでしまいました。

 

中には、米沢牛を始めとして、ウコギご飯、塩引き寿司、冷や汁などなど、博物館で見た、上杉鷹山時代からできた料理など、様々味わうことができました。

 

「どうせなら、少しずつ一通り味わってみたい」という、観光客の気持ちがよくわかっているな、と感心した一瞬でした。

 

■中には、「一通り食べさせてしまうと、次に来てくれない」とか「1回あたりの売上が少なくなってしまう」という考え方もあるかもしれません。

 

ただ、だからと言って、出し惜しみをしても、競合の観光地が無数にある時代ですので、わざわざ来てくれない可能性が高いです。

 

顧客の立場に立って、満足してもらったうえで、そこからどうリピートしてもらうか、というところが知恵の絞りどころだと思いました。

 

そういった意味で、顧客満足度が高いと感じた、米沢の上杉御膳での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、顧客が少しずつ試してみたいと思っているものはないでしょうか。その場合、それを邪道として対抗するのではなく、試してもらった上で、いかに2回目を使ってもらえるか、に知恵を絞りたいと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!