売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【陳列】100円ショップの店頭は造花が多い気がする

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第178号です。

----------------------------------------------------------------------------------

■先日、壱岐対馬に出張したとき、帰り福岡空港に向かう途中、博多の駅ビルに寄りました。

f:id:ryo596:20180826190244j:plain

100円ショップダイソーが別フロアにありました。

 

エスカレーターを降りると、一面に花(造花)が並んでいました。

 

これを見て「そういえば、東京のダイソーでも、花が最初に並んでいるな」と記憶がフラッシュバックしたのです。

 

記憶をたどると、たいていの場合、入り口近くに花が並んでいるような気がします。

クリスマスシーズンやお正月・ハロウィンなどの特別な時期は、その関連商品が並んでいる気がしますが、その他の時期は花以外に思い浮かびません。

 

もしかして、狙いあるのではないか、と想像してみました。

 

■考えてみると、スーパーマーケットでも、生花が表にあることが多い気がします。

コンビニでも、時々生花を表に置いてあることがあります。

ちなみに、この時の記事は、このコンビニの立地が寺へのルートなので、墓参り狙いではないかと、想像しました。

 

100円ショップでの造花は、そのような需要は考えにくいですね。

 

■想像ですが、「プラスアルファの購買を促す素材の中で、花が購買意欲に結びつきやすい」ということではないかと思いました。

 

花を家で飾ることは、無くても全く支障は無いですが、見かけると「そういえばあったら綺麗ね」となるのかもしれません。

 

私は以前、仕事の陳列用具を買いに、よく100円ショップを使っていました。

花を見ると「ちょっと装飾しようか」という気になって、ついでに追加で買っていました。

ちょうどそのようなプラス需要があるのかもしれません。

 

何で惹きつけて、入店と購買に結びつけるか、100円ショップの工夫が参考になる、と感じたダイソーでの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、最初何がきっかけで認知されて、購買まで結びつくでしょうか。最初の目につく場所・内容によって、売れる可能性が変わってくるかもしれませんので、要素を洗い出してみてはどうでしょうか。

----------------------------------------------------------------------------------

それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!