【企画力】対馬は駄菓子詰め合わせが多かった
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それでは、「売れるヒント」第179号です。
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■先日、対馬に行った時、ドラッグストアに寄った時の、お菓子コーナーです。
「駄菓子詰め合わせ」という商品が多く積まれていました。
■このような詰め合わせは、東京ではあまり見かけないような気がして、写真をとりました。
東京でも売られているのでしょうが、ここまで大きく陳列されていない、と思います。
どうして詰め合わせが大量に陳列されているのかを考えました。
■まず、家族構成が、大家族が多い、ということかもしれません。
子供だけではなく大人も食べる時、大家族ですと好みを把握しきれません。
そんな場合、単品を選ぶよりも、詰め合わせが選びやすい、ということを想像しました。
また、買い物の頻度が影響しているのかもしれません。
対馬をレンタカーで走ったところ、コンビニは数軒しかなく、ドラッグストアやスーパーも遠く離れていました。
都会では、毎日のように買い物しますが、島では立地的にまとめ買いをする傾向があるのかもしれません。その場合、詰め合わせが選ばれるのではないか、と考えました。
■このような、地域特有の条件から、需要が変わっているのかもしれませんね。
ただ、ニーズを把握することは難しいです。
「駄菓子詰め合わせ」でしたら、たとえば飲料で詰め合わせが売れている、など他のカテゴリーの特長から傾向を読み解く、というのも手かもしれません。
また、実際の購買データを見て、菓子を多種類購入する人が多いかどうかで、地域の傾向がわかるかもしれません。
流通業での地域密着の品揃えは深い、と考えさせられた、対馬の駄菓子詰め合わせでの気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、地域による特色はありますでしょうか。特色を捉えて対応することで、地域密着の「売れるヒント」が得られるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!