【商品開発】醤油や味噌は地域性が根強いようである
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昨日は、東京は凄い雨でした…停電の対策をしないといけないと痛感しました。
それでは、「売れるヒント」第177号です。
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■先日、壱岐対馬に行ったときに、合間の時間で地元のスーパーに寄った時の写真です。
上の写真は、対馬のスーパーの、醤油コーナーです。
そしてこの写真は、壱岐のスーパーの、味噌コーナーです。
■品揃えが、いつも通っている東京のスーパーと全く違って、面白かったです。
醤油は、やはり対馬名物なのでしょうか、「対馬醤油」が大きく幅をとっていました。
イオン系列なのか、最上段はトップバリューのPBが置いていましたが、その下の段では圧倒的に「対馬醤油でしたね。
味噌は、「〇〇味噌」という銘柄は無く、味は「合わせ味噌」のオンパレードでした。
合わせ味噌の無添加タイプ、減塩タイプ、といったように、9割以上は合わせ味噌でしたね。
赤味噌などは端に1品あるだけでした。
■ここで参考になったことは、調味料は地域色が根強く残っている、という再認識でした。
たとえば、日本酒であれば、日本各地で様々な銘柄がありますが、今は幅広く消費されています。
また、焼酎も、麦焼酎や芋焼酎など、強い地域弱い地域がありますが、これも幅広く消費されています。
しかし、醤油や味噌に関しては、やはりすべての料理のベースだからか、地域で昔ながらの味を継承しているようです。
■こういった、都市部と地方の品揃えの違いが、カテゴリーによっては大きいものがあるという気づきでした。
調味料以外にも、その地域のニーズが大きく異なっているのに、品揃えは全国均一になっているものがあるかもしれませんね。
地域性を見た、対馬の「醤油」と壱岐の「味噌」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、地域性が根強いカテゴリーか、そうでないカテゴリー か、どちらに当てはまるでしょうか。そのタイプによって、訴求方法が変わってくるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!