売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【商品開発】時代は醤油スプレー容器へ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第377号です。

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■先日、100円ショップに寄った時の写真です。

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サイドネットに「しょう油スプレー」コーナーが作られていました。

 

■これは、醤油を入れる容器のスプレータイプですね。

最近流行っているのでしょうか、種類も3種類あり、にぎやかです。

 

「わかっていてもついついかけすぎてしまう」

「そんなアナタにシュッと減塩」

というPOPが、身に覚えがあって耳に痛いです…

 

■これは、醤油メーカーにとっては逆風だと想像します。

醤油の消費量が減ってしまいますね。

使う人が少ないうちはいいですが、大多数の顧客がスプレー容器を使うと、全体の消費量は半分になってしまうかもしれません。

 

その未来を見通した時に、対応策を勝手に考えてみました。

・最初からスプレー容器に入れて販売する

・1日の適量の塩分となるようなプッシュタイプの容器で対抗する

・通常の容器でも摂取塩分が少なくなるよう、減塩を進める

・乳酸菌やEPADHAなど、健康要素を加えた醤油を発売する

などなど、いろいろ考えられそうです。

 

■このように、どのような使われ方をしているか、市場の大きな流れを把握するのが大切かもしれませんね。

自分の会社の販売しているものが、どう使われているか、そこに変化はないか、気になった「しょう油スプレー展開」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスを、顧客はどのように使っているか、そこに変化の兆しは見られないでしょうか。

そこに変化の兆しが見られたなら、そこから売れるヒントが見つかるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!