売れるヒント

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【企画力】ロールケーキの老舗コラボ版が生まれた

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第158号です。

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■先日、ローソンに寄った時の写真です。

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こちらに大量に並んでいるのは、おなじみローソンの「プレミアムロールケーキ」の「カスタードクリーム」版のようです。

 

上段には大福バージョンも並んでいます。

 

■しかも、ただのカスタードではないようで、広島県三原市八天堂とのコラボ商品であることが書かれています。

調べてみると、クリームパンがメイン商品の老舗だそうです。

工場見学などもできるようで、ホームページからかなりのこだわりが感じられます。

 

買ってみて食べたら、美味しかったです!

 

■ここで注目したのは、「老舗店とのコラボ」ということです。

 

ローソンのプレミアムロールケーキのクリーム部分を、老舗のカスタードクリームとコラボして商品化ということですが、これは両社にメリットがありますね。

 

老舗にとっては、全国のローソンを通して名前を知られることになりますし、ローソンにとっては自社開発でかかる時間を短縮できます。

 

また、カスタード版のロールケーキが売れるかどうか、テスト販売の意味もあるかもしれません。

 

■今まで、インスタント食品のカップラーメンでは、「有名店〇〇監修のラーメン」という商品がどんどん出ていますが、それのスイーツバージョンというイメージですね。

しかも素材単位のコラボです。

 

このように、ある素材の専門家と、別の素材の専門家が、コラボして商品を作っていくという時代が来ているのかもしれません。

 

1点集中のこだわりによって、たとえ小さくても生き残っていけるのではないだろうか、と感じたローソンのスイーツでの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスのこだわりの部分に、他者のこだわりの部分をコラボで掛け合わせることも考えられないでしょうか。それによって、さらなる付加価値商品ができたり、様々なメリットが出るかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!