売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】色々なリステリンが出ている

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろとお役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第149号です。

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■今回も、ドラッグストアに寄った時の写真です。

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こちらは、歯みがき・ハブラシなどのオーラルコーナーです。

 

エンド棚に、売出し中の歯みがきが並んでいました。

 

■この中で、注目したのは、最上段に並んでいた「リステリン」の新商品です。

 

「ハグキケア」タイプと「ムシバケア」タイプの2種類が、対比して陳列されていました。

お口の2つの大きな悩み「歯周病」と「虫歯」に、マウスウォッシュのようですね。

 

リステリンといえば、「口臭」対策というイメージが強いです。

 

その強いブランド力を活かしながら、「歯周病ケア」「虫歯ケア」の大きな市場を狙っていくということなのでしょう。

 

また、他にも「ホワイトニング」の商品もあるそうです。海外ではすでにあるそうですが、いよいよ日本でも発売だそうです。

 

■このように、既存のブランドイメージを活かしながら、少し横にそれて幅を広げていくという戦略は、需要が頭打ちである場合が多い昨今、参考になりますね。

 

あまりにもブレてしまうと、ブランドイメージを損ねてしまうかもしれません。また、あまりにこだわって一点集中であれば、先細りのブランドとなるかもしれません。

 

少しずつ、幅広げの試みを実行していくことが良いのではないかと感じた、リステリンでの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの訴求ターゲットについて、ブランド戦略を持っているでしょうか。ブランドイメージを維持して既存顧客を維持しながら、新たなブランドイメージも付加して新規顧客にアプローチしていく、バランスのとれた戦略の例を見習って試行錯誤していきたいと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!