売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】チョコレートと健康を結びつける効果

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろとお役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第150号です。

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■昨日、会社帰りにコンビニに寄りました。

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いつも、ついついお菓子のコーナーに寄ってしまいます…

 

特に、チョコレートコーナーによる割合が高いです(笑)

 

■いつの頃からでしょうか、チョコレートコーナーは、袋入りが多くなりましたね。昔は板チョコなど、箱入りが多かったように思います。

 

私も、袋入りのチョコレートをよく買います。ジッパーがついているので、少し食べて止めることもできますね。(意志が必要ですが…私はなかなか止められません)

 

しかも、多種多様な新商品が、続々と発売されています。

 

・ストレスを低減する

・脂肪や糖の吸収を抑える

・1日分のビタミンE・食物繊維

・チョコなのに砂糖オフ

・乳酸菌で腸内環境改善

・乳酸菌で免疫力アップ

 

などなど、薬や健康食品と思うほどの、チョコレートコーナーになっています。

 

■これについては、いつも「上手い戦略だな」と感心しているのです。

 

チョコが嫌いな人はあまりいないと思っているのですが、買わない理由はやはり「太るから」「甘いものは健康に悪いから」という理由が多いと思います。

 

そのような時に、「〇〇味」「おいしい」などと訴求しても、買わない理由とずれていて、無駄となります。

 

そんな中「このチョコは健康にいい」というイメージを訴求するのは、チョコを食べる「罪悪感」を無くす効果があるでしょう。

 

それで私も、「これなら許されるだろう」と、ついつい買ってしまうのです(笑)

 

■このように、「買わない理由」を的確に把握し、それを覆す訴求をすれば、売れるようになる可能性は大きいことがわかります。

 

それには「顧客の立場に徹底的に立つ」ことが大事だと、チョコレートを日々食べながら感じている次第です。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスが、顧客に購入されない理由を的確に把握しているでしょうか。それがわかれば、逆に「売れるヒント」も得られていくでしょう。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!