売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】洗剤の引き算の発想から学ぶ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろとお役立てください!

 

さて昨日は、知人宅に「治一郎」という手土産を持って訪問したところ、いろいろと美味しい和菓子・洋菓子店を教えてもらいました。

手土産で円滑な人間関係を構築するために、こういう知識も必要かなと感じました。

 

それでは、「売れるヒント」第147号です。

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■先日、ドラッグストアに寄った時の写真です。

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アタックNEO、私も使ってます。

 

お店に行ったら、「蛍光増白剤フリーで洗おう」というキーワードで、大々的に展開していました。

 

■いままで聞いたことがないワードでしたので、気になってつい立ち止まったというわけです。

ホームページでもテレビCMでも、大々的に打ち出しているようです。

 

「蛍光増白剤」、いままでも使われていた成分なのでしょう。

あえてそれを「使わない」訴求をするというのが、新しいですね。

 

■普通は、「新成分を配合」というように、「足し算の訴求」となるのが常ですが、これは「引き算の訴求」ということになりますね。

 

今の時代、技術も進んで「足し算」も限界になってきたのかもしれません。

ほんの小さな違いを、各社が競って訴求している状況もよく見かけます。

 

そんな中、あえて「引き算」という方向性も、これからは考える必要があるのかもしれませんね。

 

■「足すのが駄目なら、引いてみる」という、逆転の発想から「売れるヒント」が出てくることもあるでしょう。

 

アタックNEOが、実際どうであったかわかりませんが、そのような気づきを与えてくれた「蛍光増白剤フリー」の展開でありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスに、付加価値を加えるのが難しくなってきた場合、引き算の発想をしてみるのはどうでしょうか?新たな「売れるヒント」が得られるかもしれません。

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それでは、明日もビジネスを楽しみましょう!