売れるヒント

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【パッケージ】セーラームーン目薬から学ぶ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろとお役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第144号です。

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■先日、ドラッグストアに寄った時の写真です。

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ピンクのカラフルな陳列が目に入ってきました。

 

ロート製薬の目薬「リセ」や「Cキューブ」が、「ミラクルロマンス」と書かれた什器に並んでいます。

 

■何だろうかと思っていると、「美少女戦士セーラームーン」とのコラボ商品だそうです。

 

よく見たら、上に貼ってあるPOPの女の子が、子供の頃に見た記憶があります。

「月にかわっておしおきよ!」でしたかね、女子が言っていました(笑)

 

「毎日を戦う女のコの瞳に」というキャッチコピーだそうです。

 

■ということを考えると、セーラームーン、私が子供の頃に流行ったアニメなので、もう20年~30年近く経つのではと思います。

 

そうであれば、30代~40代がターゲットの商品でしょうか。

 

確かに、パッケージを見て、子供向けでしたらキャラクターの絵柄が載っているものが多いですが、この商品パッケージは、「可愛い+高級」なイメージになっていますね。

 

■パッケージにキャラクターが載っていると、大人はレジに持っていくのが恥ずかしいですが、こちらはそのような配慮がなされているようです。

そういうことからも、ターゲットが大人と見られます。

 

コンビニに、これまた私が子供の頃の、ビックリマンシールコラボ商品がよく並んでいるのですが、恥ずかしくて買えません(笑)

 

このセーラームーンコラボ目薬は、そういう点でも、よく考えられているなと思います。

 

ターゲット層へのキャスティングから、キャッチコピーから、パッケージまで、一気通貫したコンセプトが必要なことを感じた、セーラームーンコラボ目薬での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、ターゲット世代や性別に対して、様々なマーケティング要素が矛盾なく練られているでしょうか。一つでも矛盾があると、買わない理由となってしまう可能性もあります。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!