【商品開発】ヘアカットセットのパッケージからの気づき
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所用で今朝から外出しましたが、夜に東京駅に帰ってきました。丸の内オアゾの書店の丸善に寄って帰りました。
「これからの仕事・働き方」関係の本が多いのが顕著でした。
それでは、「売れるヒント」第127号です。
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■こちらも、先週土曜にホームセンターに寄った時の写真です。
ヘア用品コーナーの写真です。
ヘアゴムや、ヘアピンなどに混じって、ヘアカットセットがありました。
■大人のヘア用品の中に、やけにポップな感じのパッケージで並んでいたので、つい立ち止まりました。
パッケージには書いていないのですが、文字の感じから見て、これは子供向けも兼ねているのでしょうね。
もちろん手を動かしてカットするのは親なので、大人のヘア用品コーナーにあるのでしょう。
■私も、小学生までは、母に髪を切ってもらっていましたので、そういう需要は確かにあるという事はわかります。
ただ、最近あまりおおっぴらにそういう話は聞かない気がします。
もしかしたら、理容代を節約しているとわかると、恥ずかしいという心理があるのかもしれません。
それを考えると、この商品パッケージに、「子供の散髪に」などと目立って書かれていないことや、大人用コーナーに陳列してあることは、そういう心理をくみ取ってのことかもしれません。(あくまで勝手な想像です)
■需要は存在しても、知られるのが恥ずかしかったり、購入するのが恥ずかしいと、ECショップに需要が流れたりします。水虫薬や育毛剤がよく言われますね。
そこまで行かなくとも、ちょっとしたプライドが妨げられるような事でも、本来の需要が減ってしまうかもしれません。
子供の髪を親が切るのも、ちょうどそのような事のような気がします。
そのような「購買への壁」への配慮を感じられた、ヘアカットセットでの気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスに、買いづらい理由は存在しないでしょうか。もし少しでもそのような理由が考えられるのであれば、それに配慮したパッケージや陳列場所にするということも対策の一つかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!