売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】「1歳からのカレー」がなぜ増えているのか

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます!

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わるビジネスマンが、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、みなさまのビジネスのヒントに、商談でのネタに、部下の教育に、いろいろとお役立て下さい!

 

さて、昨日は、部署が変わってからの初日の出社でした。

環境が変わった初めの頃は、負荷がかかりますね…体調を崩す予感がしたので、ビタミンCを飲み始めました(笑)

 

それでは、「売れるヒント」第121号です。

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■今日も、先日スーパーマーケットに寄った時の写真です。f:id:ryo596:20180703000337j:plain

レトルトカレーコーナーです。

 

レトルトカレー好きな私は、よくコーナーを観察しております。

 

以前に、こんな記事も書きました。 

高価格のレトルトカレーのラインナップが増えているのも、最近の流れですね。

■ここで注目したのは、「子供用カレーです」

 

「子供用カレー」は昔からあるのですが、ここでは特に「1歳からのカレー」が最近増えていることに着目したいと思います。

 

いままでは、あまり見たことがなかったのですが、「1歳からのカレー」が各社から出ています。

バーモントカレー」や「カレーの王子様」などの有名ブランドからも出ているのです。

 

■ここで考えたのは、「1歳から食べさせることで、自社のカレーの味のファンになる」という狙いがあるのでは、と勝手に想像しました。

 

いわゆる、一番早く試してもらうことで、顧客の心の中で大きな位置を占め、トップシェアとなり、囲い込みをするという作戦だと思いました。

 

この説が本当であれば、子供の舌にまでマーケティングが進出しているのか、と感心したと同時に、少し恐ろしさを感じるほどの、子供用カレーからの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、顧客の心の中で、どれだけの大きさの位置を占めることができているでしょうか。子供の時の記憶はずっと続きますので、長い目で見た時に子供をターゲットにすることもアリかもしれません。

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 それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!